カゲロウ物語 エピソード2 18話

アラサトのギターが復活した!

せん「え?俺らの楽器も見たい?」
みじゅ「うん、壊れてなくても状態を確認したいの」

よっしーとせんは楽器をみじゅに渡した。

みじゅ「あ~、結構ガタが来てるよ。これじゃ鬼退治出来るほど良い演奏出来ないよ。また1時間ちょうだい」

1時間後

みじゅ「さ、終わったよ。弾いてみて」

よっしー「なんだこれは?スケールアップしてる!新品みたいだ!」
せん「うお!超良い音だ!この重低音ハンパねー!」

よっしー、せん「うっひょー!」

よっしーとせんはアラサト同様、ウザいぐらい興奮している。

ナツメ「すごいね!これで弦楽器隊はいつも以上の演奏出来るね!😄」

南利「みじゅさんありがとう!さ、スタジオ行こう!」

みじゅ「待って!弦楽器隊だけじゃ足りないよ。ナツメちゃん、ナンリさん、あなた達も新調しないと」

ナツメ「新調って言っても、、、何を?」
南利「ワダス、ヴォーカルだから楽器弾かないよ😲」

みじゅ「スティックとマイクよ!今からオーダーメイドで作るわ。ナツメちゃんとナンリさんを今日1日貸して!手や声帯を調べた上で、最強のスティックとマイクを作るわ!」

翌日

ドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカ

アラサト「なんだ、これは!リーダーがここまでパワフルなドラミングが出来るなんて!」
よっしー「すげー音圧だ!」

南利「♪ロンリデー あふれる太陽青い孤独を 手に入れたブル~ボ~イ♪」

せん「!?ナンリさんが悪の華を!?キー低めなのに!」
よっしー「凄い!これでもうどんなキーでもやれるんじゃないか!」
アラサト「スティックとマイクを代えただけで、これほどまでの潜在能力が引き出されるのかー!」

みじゅ「あなた達だって引き出されてるじゃない!」

アラサト「みじゅさんって聖闘士星矢のムウみたいだよね!クロスを修復して、スケールアップしてた!」

皆「ぽかーん(゜o゜;)」

残念ながら、カゲロウは聖闘士星矢に疎い。

アラサト「このバンドは俺と趣味が合う人はいないのか😖」

ナツメ「みじゅさんありがとう!
で、ここまでしてもらったって事は、、、言いづらいんだけど、、、
いくらになるかな?」

南利「そうだ、すっかり忘れてた😰こりゃ高くつきそうだ」

みじゅ「、、、そうねー、、、ここまでスケールアップしたし、本来なら戸建買うぐらいの料金請求したいけど、、、」

よっしー「こ、戸建、、、」

みじゅ「お代はなしよ!」

カゲロウ「え!?」

みじゅ「その代わり、鬼退治を果たすこと!これは絶対条件!果たせなかったら請求するからね!😉」

ナツメ「みじゅさーん、ありがとう!」

皆「ありがとうございます!」

ナツメ「さ、対バンに向け猛練習するよ!」

「おおー」

続く

次回「ナツメの苦悩」
お楽しみに!