カゲロウ物語 エピソード2 17話
カゲロウ物語 エピソード2
17話
みじゅ「鬼退治って、ゆうちゃん あなた本気?」
ゆうちゃん「ああ、本気だ!最近奴らがライヴハウスやスタジオを植民地化してて活動しづらいぜ!奴らはバンドマンを恐れている!成長する前に、成長環境を乗っ取ろうとしている。全国のバンドマンの為にも退治しないと、この世からバンドマンがいなくなってしまう!」
みじゅ「でも、ゆうちゃんがやらなくても、、、もっとプロの人にお願いしてみたら?」
ゆうちゃん「だめだ!プロの連中は鬼達から賄賂もらってるって噂だ!繋がってやがる!」
みじゅ「なら、カミヤズだけでなくみんなで、、、そうだ、スンノスケ君とこの、スクリュードライバーと協力したら?」
ゆうちゃん「だめだ!あそこは今、せんちゃんが引き抜かれるとか何とかで、それどころじゃないみたいだ!とにかく、退治してくるぜ!」
みじゅ「だめよ!多分勝てない!殺されるよ!」
ゆうちゃん「そんなのやってみなけりゃ分かんないじゃん!止めるなよ!」
みじゅ「だめ!死んだら元も子もないよ!」
ゆうちゃん「なんだよ!みじゅのバカヤロー!もうメンテ頼まないよーだ!」
みじゅ「ゆーちゃーん!」
みじゅ「こうしてゆうちゃんは行ってしまった。私が最後に見たゆうちゃんの姿だった。あの時、一瞬見えたの。ゆうちゃん泣いてた、、、もしかしたら分かってたのかもね、自分の命は残り少ないんだと。殺されるかもしれないと。でも責任感強い子だけらバンドマンの為に体張って、、、、アーメン」
カゲロウ達「・・・・・」
みじゅ「はっ!ごめん、感傷に浸ってたわ!カゲロウと関係ない回想シーン長過ぎね^_^;
で、用件はなんだっけ?」
アラサト「僕のギターを治して欲しいんだ」
アラサトはギターを見せた。
みじゅはギターを確認した
アラサト「どうっすか?直せそうですか?」
みじゅ「うん、余裕!1時間ちょうだい」
アラサト「マジすか!」
1時間後
みじゅ「はい、修理完了ー」
アラサトのギターは完全修復し、元通りに、いやさらにスケールアップした状態で戻ってきた!
アラサト「うっひょー!すげー!すごい!」
アラサトはギターをかき鳴らしてみた。
チャンチャカチャンチャンチャカチャンチャンチャカ
皆「!?」
よっしー「え?今アラポンが弾いたんだよね?」
アラサト「そうだよ!」
せん「それにしちゃ、上手く弾けてるね。音もいい!」
アラサト「俺もびっくりだよ!すげー、すっごーい!凄い凄ーい!」
アラサトはウザいぐらい興奮している。
アラサト「みじゅさん、ありがとう!本当ありがとう!」
みじゅ「どういたしまして~」
ナツメ「やっぱ凄いね~、ウデは相変わらずだね!
さ、アラポンギターも復活したし、スタジオ行こう!」
みじゅ「ちょっと待って!アラポンだけでは足りないよ」
ナツメ「え?」
みじゅ「よっしー、せんちゃん、あなた達の楽器も見せて」
続く