カゲロウ物語-スピンオフ ナツメ物語- 3話

ナツメはついにバンドを組んだ。

 

ナツメのバンドは週一でスタジオに入り練習を重ねて、メキメキ力をつけてきた。

そんなある日。

 

ナツメ「やっべーー!もうこんな時間!スタジオ行かなきゃ、遅刻だ!パチンコに没頭しすぎた!!」

ナツメスタジオ到着。

 

ナツメ「お待たせーー!ごめん、来る途中足の悪いおばーちゃんがいたから助けてたんだ!(嘘)」

 

スタジオの扉を開けた途端、ナツメには信じがたい情景が目に入って来た。

 

なんと、バンド仲間がみんな倒れていた。

 

ナツメ「え、、、何?どうなってるの?」

 

?「へへへへ、お前がこのバンドの最後のメンバーか?」

ナツメ「誰だ!」

コスケ「俺の名はコスケ。鬼丸様の使いによりおめーらを潰しに来た」

ナツメ「は?なんでよ!あんた何なのよ!」

コスケ「俺たち鬼の目標はバンドマンを潰すことだ。お前たちをこのままにしておくとビックなバンドになりそうなんで、早めに潰す。出る杭は打つ!」

ナツメ「よく分かんねーけど、すっげー切れそうだ。お前殺すよ」

コスケ「は?お前みたいな小娘に殺さるか?死ぬのは貴様のほうだ!!」

 

そういうとコスケはナツメに飛び掛かった。

 

しかしナツメはスティックでそれを阻む

 

コスケ「貴様、まあまあやるな、だが、、、ん?なんだこいつの闘気は?ん?戦闘力1000!まだまだ上昇していく!馬鹿な!こいつは人間だぞ!貴様何者だ?」

ナツメ「私は卑しい心を持ちながら怒りによって目覚めた、スーパードラマーナツメだよ!!」

 

コスケ「ヒ、ヒー!」

 

ナツメ「死んで詫びな!テンポ1000!」

コスケ「何?人間がそんな早いテンポを!?うぎゃー!」

 

コスケ死亡

 

ナツメ「。。。。。この物語って読者は大半は大人だよね。。。。内容が思いっきり小学生低学年だ。。。。大丈夫か、作者の頭の中。。。」

 

みどり「う、、う、、うーん」

ナツメ「みどり!良かった、死んでない!すぐに病院連れていくね!!」

みどり「私はもうだめ、、、もうじき死ぬ、、、」

ナツメ「は?何言ってんの?これからバンドで頑張って行くんでしょ!」

みどり「ごめんね、、、昔、鬼におねーちゃんを殺されて、、、敵とりたくてバンド組んだの、、、ナツメの力も借りようとしたけど、、、巻き込もうとしてごめんね」

ナツメ「ううん、一緒に頑張ろう敵とろう!」
みどり「私はもう無理、、、あんな下っ端の鬼相手にこのザマ。でもナツメは違う。あなたなら鬼たちを倒せるはず、、、だから、、、私たちの分も、、、、ナツメにとって最強のバンド結成して、、、、倒して、、」

ナツメ「みどり!でも死なないで!」

みどり「ありがとう、、、、短い間だったけどあなたとバンド出来て楽しかった、、、」

ナツメ「生きて!みどりは鬼退治しなくていいから、私とずっとバンドやろ!」

みどり「ナツメにそう思われるなんて本望だわ、、、、本望(ほんもう)の「ん」と「う」を抜いたら、、、、ホモ   ガクッ」

 

みどり死亡

 

ナツメ「みどりーーーー!!」

 

 

~現在~

ヒサシ「う、う、う  みどりさん可哀そう、、、」

ナツメ「これヒサシ、まだ物語の序盤じゃ、泣くでないよ」

ヒサシ「じゃーそれから鬼退治の為に流線形カゲロウを組んだんだね!」

ナツメ「それはまだちーと先の話じゃ。もちろん最強のバンドを組むために何度かバンドを作ったりはしたが、、、どれも鬼退治出来るレベルに達せなかった。半ば諦めてた時にあの男に出会った」

ヒサシ「あの男?」

ナツメ「後にカゲロウのメンバーにもなる、、、、、ベースのせんじゃよ!」

 

続く