カゲロウ物語 16

前回までのあらすじ
バンド名決定

ライヴ当日
カゲロウメンバー「よろしくお願いしまーす!」
スンノスケ「こちらこそ、よろしく!」
ヒトシ「今日は対バンだけど、まあ楽しんでやろー!」
せん「順番はスクリュードライバー、次にカゲロウね」

そして、スクリュードライバーのライヴが始まった!
凄まじく刺激的で過激なライヴを繰り広げるスクリュードライバー

南利「うわー、すっごいわー😲、あのスンノスケってヴォーカル魂こもってるわー」
よっしー「うん、ギターのヒトシも良いね~、せんちゃんも楽しそうだねー、アラポン大丈夫か?」
アラサト「ああ、すげー音圧で押しつぶされそうだけど、この前の俺ではない!もう耐えられるぜ!」

そしてスクリュードライバーのライヴが終了。

ナツメ「いっやー、ハンパないねー、私達も頑張んなきゃね!」

出演前の楽屋にて

よっしーは軽くストレッチをしている。
よっしー「よし、体調OK、さほど緊張もしてないぞ。良いプレー出来そうだ!」
ナツメ「('-^*)ok せんちゃん、連続だけど疲れてない」
せん「大丈夫大丈夫。みんな、楽しんでいこー!練習通りやれば良いライヴ出来ると思うよ~」

ナツメ「そーだね!スクリュードライバーを意識するよりカゲロウはカゲロウだからね!私達らしくやろー!」
せん「うん」
よっしー「よっし!」

アラサト「あ、あ、ああ((((゜д゜;))))」
南利「ははは、、、((((゜д゜;))))」

ナツメ、よっしー、せん「南利さんとアラサトがめっちゃ緊張してるーーー!」

南利「まだ時間あるよね?ちょっとトイレ行ってくる!」
よっしー「え?また?2分前にも行ったじゃん!」
アラサト「俺、ちょっと外の空気吸ってくる!」

ナツメ「、、、ちょっと、、、二人とも緊張に飲まれすぎ、、、」

せん「うーん、まいったね、こんなガチガチじゃ良いライヴ出来ないぞー」


アラサト「ハアハア、ダメだ、足が震える、、、あー!逃げ出したーい!なんでこんな緊張するんだよー!」
ナツメ「あーらぽん!」
アラサト「リーダー」
ナツメ「まあそー追い詰めないで。緊張するのは仕方ないけどリラックスー、リラックス~」
アラサト「あ、はは、う」
リーダー「だめだ、顔が引き攣ってる
アラポン、よっしーから聞いたんだけど、私と闘う前、よっしーと二人で特訓してたじゃん。アラポンはよっしーが寝た後も遅くまで練習してたみたいだね。私が戦力外通告した時も練習して、せんちゃんとセッション出来るまで成長してた。あなたには過去の実績は何もない。それでも今は私達とカゲロウでやっている。
アラポン、コンプレックス持ってる人は強いよ。あなたが上手くなりたいという想い、そいつは凄いパワーを持っている。
アラポン、あなたの中のジャイアントキリングを起こして!」

アラサト「!!俺の中のジャイアントキリング、、、、うん!俺、自分を信じて頑張るよ!ありがとうリーダー!」

リーダー「ふー、アラポンは良い意味で単純だからこれで大丈夫でしょ。問題は、、、」


トイレにて
南利「はあはあはあはあ、あー、あああああ!
だめ、怖くてトイレから出れない!」


南利は無事ライヴ出来るのか!?

続く

次回「初ライヴスタート!」
お楽しみに!