カゲロウ物語 エピソード2 15話

とある楽器屋にて

アラサトはギターの修理をお願いした。
店員「うーん、これは、、、うーん」
アラサト「どうですか?復元出来そうですか?」
店員「うーん、うーーん」
アラサト「うーん、うーんって、、、うんこしたいのですか?トイレ行って来て良いですよ」
店員「うーん、そうじゃなくて、、うーん、、、ダメだ!治せん!」
アラサト「なんだって!ネックが折れただけだ!接着剤かなんかでくっつけられないかい?」
店員「折れ方がハンパね~。なんて折れ方だ、、、何にぶつけたらこうなるんだ?やっぱだめだ、うちじゃ治せない。もうネックごと交換するか、、」
アラサト「だめだ!ネックには俺のこれまでの努力の結晶である手汗がついている!簡単に変更できる程安い魂じゃないぜよ!」
店員「じゃー勝手にしろよ!余所の店行っても同じだぜ!」
アラサト「なんだと!このボッタクリ店が!」
店員「うっせー!2度と来るんじゃねー!」

アラサトは怒って店を飛び出した。

店の前でメンバーが待っていた。

ナツメ「あらぽん!どうだった?治りそう?」
アラサト「それがダメみたい。他の店でも治せないみたい😢」
ナツメ「そんな、、、やっぱり硬度10のスティックはとんでもないね」
よっしー「あらぽん、ごめん。俺のせいで、、、」
アラサト「まあこれも運命だと思って受け入れるしかないか~。って事で新しいギター買いたいから皆、50万ぐらいカンパしてくれ」

皆「ふざけるな」

ナツメ「うーん、仕方ない。あの人に頼むか。まだ現役でやってれば良いけど」

よっしー「誰か知り合いの楽器職人いるの?」
ナツメ「まあね。昔は私もお世話になったよー。よくスネア壊してたから治してもらってた!」
せん「まさか、あの人か?」
ナツメ「そうそう!」
南利「なんか凄そうだね!リーダーのネットワーク凄いね😆じゃーその人に会いに行ってみよー!」

続く

カゲロウ物語 エピソード2 14話

よっしーの回想中

よっしー「俺の村が、、、許さんぞ!」

よっしーはギターをかき鳴らした!

鬼達「なんだ!こいつのギターテクは!うめー!鬼丸さん、こいつなかなかやりますよ!」

鬼丸「ああ、まだ荒削りだが、このままだと近い将来俺達の敵になるかもしれん!そうだ、君、俺達の仲間にならないか?」
よっしー「ふざけるな!なんで人間の俺がお前達鬼の仲間なんかに!それよりよし子は無事なのか?」
鬼丸「よし子?ああ、あれか?」

他の鬼達がよし子をかついでいた。

よっしー「よし子!おい、よし子を返せ!」
鬼丸「返して欲しければ、俺達の言うことを聞け」
よっしー「卑怯だぞ!」
鬼丸「言うこと聞けないのか?よし子を殺しても良いんだぞ😏」
よっしー「く、くそ!」

こうしてよっしーは渋々鬼の仲間になった。

ある日

鬼丸「おい、よっしー。人間界に行ってこい」
よっしー「え?帰れるのか?」
鬼丸「違う。最近人間界でロックバンドが流行ってるらしい。奴らが力を付けたらやっかいだ!よっしー、ちょっくら人間界に行って最強のバンド結成してこい!そしてメンバーを連れてこい。くれぐれも怪しまれないよう行動しろよ」

よっしー「そしたら、、、よし子を返してくれるんだな!」
鬼丸「ああ、返してやるし、今後お前らには危害を加えない、約束するよ」

こうしてよっしーほ桃の中に入り川に流され、おじーちゃん おばーちゃんに拾われた。

よっしーは鬼丸に言われた通りに強力なバンドメンバーを集めた。しかしカゲロウと共に活動していく中で、カゲロウに愛着が芽生え始めていた。一旦は彼らを捕まえたが、やはりよっしーも人間。カゲロウを見捨てる事は出来ず、最終的に助けた。

南利「よっしー、、、そんな事があったなんて」
アラサト「鬼丸ひでーぜ!あいつ真っ向勝負しないよな!今度の対バンも何か企んでるぜきっと」
ナツメ「でも良いの?鬼丸裏切ったからよし子は殺されちゃうんじゃ?」

よっしー「もうすでに殺されてると思う」

皆「え!?」

よっしー「鬼丸はよし子を返してくれなかった。きっと殺してしまったから返せなかったのだろう。そう悟った俺はもう鬼の言うこと聞いてる筋合いない!カゲロウとして闘うことにした!
みんな、俺に力を貸してくれ!よし子を仇をとりたい!」
ナツメ「ゆうちゃんの仇もね!」
せん「やってやろうぜ!みんな!」
アラサト「対バンは1ヶ月後、燃えてきたぜ!」
南利「私達の大事なよっしー利用しやがって!絶対勝とうね!」

ナツメ「よし、じゃーまずはあらぽんは早急にギターと膝を治して!
せんちゃんも弦錆びてたから交換して。
セトリ決めて明日から猛練習するよ!次で必ず退治するよ!」


カゲロウは一致団結して、さらに絆が深まった!
多分

続く

次回「修理不能? アラサトのギター」

お楽しみに!

カゲロウ物語 エピソード2 13話

カゲロウは鬼ヶ島から無事脱出成功。
日高屋で反省会を行った。

ナツメ「とりあえず皆お疲れ!カンパーイ」
南利「カンパーイ!あーお腹すいた!今日いっぱい食べて飲もう!」

カゲロウは飲み会を楽しんでいた。

アラサト「おい、よっしー、昔WOWOWで欧州サッカー見てたんだって!?極東の頃って事は2002年。まさかあの年の欧州チャンピオンズリーグ見てた!?」
よっしー「まあね。見てたよ」
アラサト「やっぱそうか!あの年の決勝ってレアルvsレヴァークーゼンで、ジダンがスーパーゴール決めてレアルが優勝したじゃん。でもさ、レヴァークーゼンも凄かったよな!満身創痍で決勝まで勝ち上がってきてさ!あの時の主力が日韓ワールドカップのドイツ代表の主力にもなったし、他にもアルゼンチン代表の、、、」

せん「やば、あらぽんによっしーがサッカー見てたこと言わなきゃ良かった。こりゃ止まんねーぞ」

アラサト「あの試合、レヴァークーゼン負けたけど、接戦だったよな!当時深夜にリアルタイムで見てたよ!でさ、」

ナツメ「はい!あらぽん黙って!それでは、今後の活動について話し合おう!
まずは鬼丸達との対バンに向けセトリ考えるよ!」
アラサト「あ、俺その前にギター修理したい」

ナツメ「あ、そうだね」

南利「いやその前に、、、よっしーは鬼達とはどんな関係なの?なんで私達を裏切り、また仲間に戻ってきたの?」

よっしー「そうだね、まずはそれを話さないとだね。
あれは1年前」

1年前

よっしーはとある村で平和に暮らしていた。

よっしー「これから仕事行ってくるか。あ、よし子、行ってくるね~。今日は残業なく、早く帰れそうだ」

実は今日はよし子の誕生日。よっしーは仕事帰りにプレゼントを購入。
そして村に帰ってきたらとんでもないことが起きていた!

よっしー「な、なんだこれは、、、なんで鬼達がこんなに蔓延ってるんだ?」

鬼丸「この村は俺達が占領した!今日からここは俺達の植民地だ!」

続く

カゲロウ物語 エピソード2 12話

よっしー「みんな!早く逃げよう!」
せん「ちょっと待て、よっしー。今逃げたら今後向こうも守り固めてくるぞ。折角城まで潜入出来てるんだ!このまま鬼退治続けた方が良いじゃないか?
逃げるのかっこ悪りーよー」

よっしー「いや、今のままでは勝てない!一旦脱出して体制を立て直して再度突撃する!逃げるのは恥じゃない!逃げるが勝ちとも言うし」
アラサト「そうだな、しかも俺はギター壊れてるから弾けねーし、ここは撤退しよー」

その時、警備兵が襲ってきた。

よっしー「まだ数はそんな多くない!突破出来るぞ!」

よっしーはギターを掻き鳴らす。

ナツメ「私疲れちゃってるけど、テンポ300までなら行ける!」
ナツメは最後の力を振り絞り叩く!
潜入「ん?弦が錆びかかってる、新しく変えないとだけど、なんとかこの弦で対応しよー」
べんべんべんべんべん!

南利「私を独壇場だけの女だと思わないでよ!新曲、ケセラセラエナジー!」

♪幻想の始まりだ 運命共同体 君と繋がって

アラサト「くそ、俺には何も出来んのか!、、、いや、フットサルで培った黄金の右足がある!必殺、アラサトトルネードショットを食らわせてやるぜ!」

アラサトは右足を振りかぶった瞬間、膝に痛みが走った。

アラサト「あ、痛い!」

アラサトは必殺シュートを打てなかった。

よっしー「あらぽん、一旦俺の後ろにいろ!」
アラサト「すまん、よっしー!(ちくしょー、ナツメのヤロー)」

カゲロウは残った力で音楽を奏で、警備兵を撤退させていく。

疲労困憊でなんとか出口へ到着したカゲロウ

よっしー「出口だ!」

カゲロウ無事脱出!

鬼丸「おーい、カゲロウ連中よ!」

振り返ると、鬼丸が出口付近に立っていた。

鬼丸「今回は見のがしてやるが、このままでは俺の腹の虫が治まらん!来月、俺達のバンド、ブランニューデーモンズとBUCK-TICKコピー対バンだ!場所は鬼ヶ島新埠頭特設ステージ。にげるんじゃねーぞ!」

アラサト「なんだって、対バンだと!」

急展開を迎えたカゲロ物語。来月の鬼達との対バン、勝つことが出来るのか?

続く

カゲロウ物語 エピソード2 11話

南利が正解しイーブンに。残り1問。

ナツメ「よっしー!頼んだよ~」
せん「落ち着いていこー」
南利「私が正解出来たんだ!よっしーも正解出来るよ😆」

よっしー「皆ありがとう。ま、やるだけやってみるよ」

機械「ラスト問題です。
流線形カゲロウ ギタリスト よっしー。第5問
2002年リリースのシングル「極東より愛を込めて」
この曲はある番組のテーマソングでした。次のうちどれ?
1、情熱大陸
2、WOWOW欧州サッカー
3、ギルガメッシュナイト

よっしー「この問題は、、、」

南利「え、分からん!これはムズい!」
ナツメ「私も分からん😖タイアップなんて気にしないからな~」

よっしー「、、、、なんて運命だ。極東は俺がBUCK-TICKにハマるきっかけを与えた曲。それに当時俺はその番組を見ていて極東を知った、、、運命的な問題だ、、、」

機械「さー答えをどうぞ!」
よっしー「2の欧州サッカー」

機械「せ、正解だ!」

なんと、カゲロウではアラサト以外サッカー無知のはずだったが、よっしーもサッカーを知っていた!

ナツメ「やったー!よっしー!よく正解したよー!」
南利「わーい!これで3問正解!勝った~!」
せん「よくやったよっしー。アラサトが寝てて良かったぜ。よっしーもサッカー好きって分かったら、あいつうるせーもんな(Moon amused)」

機械「流線形カゲロウ。おめでとう。君たちの勝ちだ。道を空けよう」

よっしー「よし、先へ進もう」
ナツメ「あらポーン!いつまで寝てんのー!起きてー!クイズおわったよー!」
アラサト「ぐうぐう😪」
ナツメ「イラっ!起きろ!このもやしメンタルが!」

ナツメはトーキックでアラサトの膝を蹴り上げた。

アラサト「あー!痛い!痛い!」
アラサトは膝を負傷した。

アラサト「え?あれ?クイズは?どうなったの?」

よっしー「終わったよ。勝ったよ」

その時、城中にサイレンが響き渡った!

南利「え?なんで?私達は勝ったのに!?」
よっしー「もしや鬼丸が目覚めたのかも!こうしちゃいられない!みんな警備兵が来る前に脱出だ!」

逃げ切れるかカゲロウ!?

続く

次回「鬼丸の挑戦状」
お楽しみに!

カゲロウ物語 エピソード2 10話

アラサトは不正解、メンバーからの圧力により鬱になり気を失ってしまった。


南利「あ、次私だ!」
ナツメ「ナンリさんファイト~」
南利「ん?待てよ。もし私が外したら、、、3問不正解になってカゲロウの負け!ヤバイ!次の問題、超重大じゃね!」

南利はプレッシャーに押しつぶされそうになった。

南利「あああああ!外したら終わる!外したら終わる!」


南利はライヴ前同様、緊張してきた。

せん「ヤバイ、南利さんが!これではまともに回答ができん!」

よっしー「南利さん、落ち着こう!」

南利「ドキドキドキ」

機械「流線形カゲロウ ヴォーカリスト南利。第4問。
BUCK-TICKのメジャーデビューの作品はビデオ「BUCK-TICK現象」ですが
その作品に収録されていない曲は次のうちどれ?
1、TO search
2、ハリーアップモード
3、ロマネスク

ナツメ「あっちゃん問題じゃない!」
せん「うん、でもこの問題はそこまで難しくない。冷静になれば正解出来る」
よっしー「うん、ただ冷静になれるかどうかだね」

南利「外したら終わる外したら終わる 外せない外せない外せない外せない外せない外せない外せない外せない外せない外せない😱」

よっしー、ナツメ、せん「南利さんがめっちゃ緊張してるー!」

ナツメ「ナンリさん落ち着いて!問題ちゃんと聞いた?」

南利「え?あ、うん、収録されていない曲ね。えーと、え?あー、あれだ、あー」
機会「はやく答え決めてくれ。制限時間あるんだからね。残り1分」

ナツメ「ナンリさん!冷静に!でも時間ないから急いで!」
せん「よーく問題見て。分かるはずだよ」
南利「え?うん、、、えっと狂った太陽に収録されていない曲ね」

ナツメ、せん「ちがーう!」

よっしー「、、、はっ、そうだ!前回もこれで解決出来たんだ!」

よっしーはつーくんとのんたんの写真を南利見せた。

南利「つーくん!のんたん!そうだこんなとこで時間食ってる場合じゃない!早く脱出してつーくんとのんたんに会うんだ!
えーと、BUCK-TICK現象に収録されていない曲ね。
これ、3のロマネスクじゃね?」
機械「正解!」

ナツメ「わーい\(^o^)/やったーナンリさーん!」
せん「つーくんのんたん、恐るべし」


4人目南利成功(正解)

2勝2敗

運命はよっしーに託された!

続く

次回「運命の最終問題」
お楽しみに!

カゲロウ物語 エピソード2 9話

前回までのあらすじ
せんちゃん正解で1勝1敗


アラサト「さてと、次は俺だ!いっちょ決めて(正解して)くるか!」

よっしー「ブツブツブツ」
アラサト「ん?どうしたよっしー、ブツブツ言って」
よっしー「いや、自分の番になった時の準備。どんな問題出るかシミュレーションしてた」
アラサト「あー、そーなのか!でもそれは取り越し苦労だよ!俺と南利さんで連勝すれば3問正解したことになる!つまりよっしー、あんたの出番はないよ!」
よっしー「それならそれでも良い。それが理想だし」
アラサト「さー来い!どんな問題だ!?この流れだと俺は星野英彦問題かな?」
機械「ちっ、下手なのに調子乗りやがってアラサトめ💢。
流線形カゲロウ ギタリスト アラサト。 BUCK-TICKギタリスト 星野英彦問題です」
アラサト「やはりそう来たか😏」
機械「第3問。ヒデが単独で作詞作曲した曲は次のうちどれ?
1、black cherry
2、PLEASURE LAND
3、ジュピター

アラサト「むむ?ヒデが単独の作詞作曲、、、これは、どれだ?ジュピターの作詞はあっちゃんだから3は違う、、、1か2、、、どっちだ?ヤバイ!自信がなくなってきた!てかそもそもヒデが作詞なんかしてたのか?」

アラサトは悩む

アラサト「やべ、あんだけデカいこと言ったんだ。外したら恥ずかしい、、、えーい、こーなったら運任せだ!1のblack cherry!」

機械「ファイルアンサー?」
アラサト「、、、ファイルアンサー!」
機械「、、、ざんねーん!正解は2のPLEASURE LANDでしたー」

アラサト「😱」
※black cherryの作詞はあっちゃんとヒデの共作です。

ナツメ「おいおーい、アラポン何してんねん!」
せん「本当だよ😔俺やリーダーは曲と関係ない問題出されたのに。今回は正解しないとさー」

メンバーはアラサトを責め立てる。

アラサト「あー!怖い!人間って怖い!」
メンバーの追い詰めにより、アラサトは鬱になり気を失ってしまった。

3人目アラサト失敗(不正解)

1勝2敗

続く

次回「南利の緊張」
お楽しみに!