カゲロウ物語 エピソード2 12話
よっしー「みんな!早く逃げよう!」
せん「ちょっと待て、よっしー。今逃げたら今後向こうも守り固めてくるぞ。折角城まで潜入出来てるんだ!このまま鬼退治続けた方が良いじゃないか?
逃げるのかっこ悪りーよー」
よっしー「いや、今のままでは勝てない!一旦脱出して体制を立て直して再度突撃する!逃げるのは恥じゃない!逃げるが勝ちとも言うし」
アラサト「そうだな、しかも俺はギター壊れてるから弾けねーし、ここは撤退しよー」
その時、警備兵が襲ってきた。
よっしー「まだ数はそんな多くない!突破出来るぞ!」
よっしーはギターを掻き鳴らす。
ナツメ「私疲れちゃってるけど、テンポ300までなら行ける!」
ナツメは最後の力を振り絞り叩く!
潜入「ん?弦が錆びかかってる、新しく変えないとだけど、なんとかこの弦で対応しよー」
べんべんべんべんべん!
南利「私を独壇場だけの女だと思わないでよ!新曲、ケセラセラエナジー!」
♪幻想の始まりだ 運命共同体 君と繋がって
アラサト「くそ、俺には何も出来んのか!、、、いや、フットサルで培った黄金の右足がある!必殺、アラサトトルネードショットを食らわせてやるぜ!」
アラサトは右足を振りかぶった瞬間、膝に痛みが走った。
アラサト「あ、痛い!」
アラサトは必殺シュートを打てなかった。
よっしー「あらぽん、一旦俺の後ろにいろ!」
アラサト「すまん、よっしー!(ちくしょー、ナツメのヤロー)」
カゲロウは残った力で音楽を奏で、警備兵を撤退させていく。
疲労困憊でなんとか出口へ到着したカゲロウ
よっしー「出口だ!」
カゲロウ無事脱出!
鬼丸「おーい、カゲロウ連中よ!」
振り返ると、鬼丸が出口付近に立っていた。
鬼丸「今回は見のがしてやるが、このままでは俺の腹の虫が治まらん!来月、俺達のバンド、ブランニューデーモンズとBUCK-TICKコピー対バンだ!場所は鬼ヶ島新埠頭特設ステージ。にげるんじゃねーぞ!」
アラサト「なんだって、対バンだと!」
急展開を迎えたカゲロ物語。来月の鬼達との対バン、勝つことが出来るのか?
続く