カゲロウ物語 5話

前回までのあらすじ
ナツメに敗れたよっしー。
そこにアラサト登場

アラサト「俺もあんたみたいにナツメを狙っていた。しかし俺にはギターどころか音楽の才能がない。俺なんてテンポ150で力尽きた。でも、よっしー、あんたは違う。一部始終見てたが俺なんかよりギターレベルは断然に上だ。悔しいが認めざるを得ない。しかしナツメのレベルはそれすらも凌駕した」

よっしー「初登場でしゃべり過ぎでしょ。何が言いたいの?」

アラサト「あ、う、ごめん😳 あの、えと、その」
よっしー「え?なんて?モジモジするなよ!」
アラサト「(しまった!人見知りしてる場合じゃない!)あの!俺とバンド組んでください!」

よっしー「、、、、嫌だ。ギタリストは二人もいらない」
アラサト「待ってくれ!よく考えてくれ!ギタリスト2人体制のバンドも数多くいるだろ!エアロスミスとか!」
よっしー「そこはBUCK-TICKって言ってやれよ」
アラサト「音圧が増すぜ!それに、、、、俺達が組めば、、、ナツメにだって勝てるかもしれない!一人ではたかが知れてるが、1+1=2にも3にも、それ以上になるかもしれない!それが愛ってもんだろ!」

よっしーはアラサトの勢いあるトークにたじろいでいる。

アラサト「よっしー!これから1週間程俺んちでギター合宿だ!俺をみっちりしごいてくれ!一週間後、もう一度ナツメに再アタックだ!」

こうして、2人のギタリストは一週間血のにじむような特訓を重ねた。

よっしー「アラポン、時は来た。ナツメの家に行くぞ」
アラサト「ああ、よっしー!」

ナツメの家に着きノックした。

ナツメ「はーい、どなたー」
ガチャ

ナツメ「!?あんた達は、、、まさか、、、2人で組めば私をオトせるとでも思ったの?あんた達はバンドマンの恥だ!一生音楽出来ないようにしてあげる!」

続く

次回「ナツメ🆚よっしー&アラサト」

お楽しみに!