カゲロウ物語 8


前回までのあらすじ
南利の歌に惚れた よっしー達
そして、MVPはフランチェスコ

司会「それでは、フランチェスコさんにもう一度歌ってもらいましょー!イタリア国家です!」

https://youtu.be/SnEXnGn4Smo


その頃、南利はよっしー達の誘いを断っていた。

ナツメ「え?バンドやらないの?」
南利「やりません」
アラサト「ちょ待てよ!1回セッションしようよ!」

ナツメ達は半ば強引に南利を近くのスタジオに連れ込んだ。

ナツメ「さ、今日ナンリさんが歌った独壇場ビューティーをやってみよー! 1234」

ジャッジャッジャジャジャ ジャジャジャジャ!

南利「(ん?何?この人達、私が求めるような音をだす!)

ナツメ「さーナンリさん!歌入るよ!」

南利「♪イエーイ イエーイ!独壇場ビューティー 孤独 絶望 イエーイイエーイ おまえが自由ー」

南利「(やばい!歌ってて気持ちいい!この人達私を上手く活かしてる!)」

南利「♪イエーイ ビューティーラーンド ラーンドナッシングゴナストップ イエーイ!」

ジャッジャッジャジャジャ ジャジャジャジャ!

南利、ナツメ、よっしー、アラサト「!!!!」

4人は興奮の絶頂を感じた!

ナツメ「ナンリさん!凄いよ!めちゃくちゃ私達の演奏と合ってたよ!」

南利「、、、何これ?ここまで歌ってて気持ちよくなったことない!もし彼等が今日の大会で私のバックで演奏してたら、フランチェスコじゃなく、私が表彰されたんじゃね?」

南利「どこの馬の骨か分からないけど、あんた達凄いよ!あんた達の演奏で歌ったらこんな凄いんだね!私、ちょー感動!」

南利は気分良くなって、持参していたアサヒスーパードライを飲み出した。

よっしー「え?南利さん、ビール好き?」

南利「うん!私基本酒はビールが中心よ!」

アラサト「よっしー!チャンスだ!」

よっしー「おー!」

よっしーはビール券を南利に渡した。

南利「えー、私にくれるの!嬉しいー!ありがとう!今日は最高の日だー😄」

よっしー「もう、これ落ちるっしょ」
ナツメ「うん、じゃー改めて」

よっしー、ナツメ、アラサト「南利さん、バンド組んで鬼退治しましょー!」

南利「バンド?鬼退治?いや、私はやりません」

よっしー、ナツメ、アラサト「ガーン( ̄□ ̄;)!!」

続く

次回「南利の葛藤」

お楽しみに!