カゲロウ物語 11

前回までのあらすじ
ベースが見つからない!

アラサト「ベースを聴いて死ぬ?一体どうゆうことだよ😖」
ナツメ「せんの奏でるベースは人の体を蝕む効果がある。体のあらゆる循環機能が停止して、死に至る。また人を洗脳させる事も出来るよ。洗脳された人間は理性を失って自傷行為を行う」

よっしー、南利、アラサト「あわわわわわわ」

ナツメ「ただ、そうなってしまうのは、音楽スキルが低い、あるいは意思の弱い人間。私達は今後鬼退治しなくちゃいけない意思があるし、バンドとしてもまだまだだけど、スキルは高めだと自負するよ。だからせんのベースを聴いても耐えられる!」
南利「そっかー、でもちょっと怖いな~」
よっしー「うーん、俺は興味ある。1回聴いてみたいね!」
アラサト「お、俺も!」
ナツメ「実は明日、スクリュードライバーのライヴがあるの。見に行く?強制はしないよ」
よっしー、南利、アラサト「行く!」

翌日、都内のライヴハウス

ナツメ「もうすぐ始まるよ。もし気分が少しでも悪くなったら外出てね」

よっしー、南利、アラサト「ゴクッ」

そして、スクリュードライバーのライヴが始まった!

よっしー「な、な、なんちゅーライヴだ!すげー!すげー音圧だけど耐えられる!それどころか興奮するぜ!」
南利「私も大丈夫だよ!でも気を抜くと心持ってかれるかも!」
ナツメ「OK('-^*)、皆大丈夫そうだね!ん?アラポン?」
よっしー、南利「!?」
アラサト「う、う、だだ大丈夫だ。ちょっと頭痛が」

この時、せんのベースソロが始まった!

ベンベンベンベン

よっしー「うお、かっけー!」
南利「何このリズム!そそる~」
ナツメ「やっぱ凄いねー。あ!アラポン!?」

アラサトは倒れ込んだ

よっしー「やばい!白目むいてる!」

ナツメ「いけない!すぐに外に出して!」

アラサトは外に運ばれていった。
どうなる、アラサト!死ぬのか、アラサト!

続く

次回「アラサト脱退!?」
お楽しみ!