カゲロウ物語 エピソード2 20話
対バン当日
鬼ヶ島 新埠頭特設ステージ
司会「さー、ここ鬼ヶ島 特設ステージでは、これから注目の対バンが開かれます!
鬼ヶ島の大スターバンド ブランニュー・デーモンズと人間界が生んだ最強?バンド 流線型カゲロウの2バンドによる対バンです!
しかも両バンド共 BUCK-TICKのコピーバンドという事で注目です!事前に主催側でセットリストをチェックしたところ、被り曲なしです!こりゃ楽しみだ!
また、この対バンの中継はテレビ埼玉とスカパーで生中継致します!」
ナツメ「ふ~、遂に来たね!南利さん、緊張は大丈夫?」
南利「うん、思ったよりか平気!今回は本番前につーくんとのんたんの写真見て心落ち着かせるわ!」
鬼丸「良く来たな、カゲロウよ。バックレずに来たことは褒めてやろう!」
ナツメ「今日は私達の本気の姿見せてあげるわ!辞退するなら今の内よ!」
鬼丸「ふん、そのセリフ、そのまま返してやる」
司会「では、先行と後攻をコイントスで決めてください」
ナツメ「表」
鬼丸「裏」
審判「、、、表です。ナツメさん、どちらにします?」
ナツメ「後攻で!」
鬼丸「ふん、まずはお手並み拝見って事か?まあ良い。どのみち勝つのは俺達だ」
司会「コイントスの結果、先にブランニュー・デーモンズ。次に流線型カゲロウで行います」
客「ブランニュー!ブランニュー!
鬼丸!鬼丸!」
アラサト「なんて人気だ!まあここは鬼ヶ島。ブランニューのホームだ。しょうがない!」
客「鬼丸!鬼丸!
柱!柱!柱!」
ナツメ「!?柱だって!」
よっしー「ハシラ?」
ナツメ「まさか、鬼ヶ島のドラマーは柱だったのか、、、」
アラサト「すげーの?」
ナツメ「柱はテンポ10000叩けるドラマーだよ!」
カゲロウメンバー「!!??」
まもなく、ブランニュー・デーモンズのライヴが始まる!
どんな選曲で、どんなステージングを見せてくれるのか!
続く